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[ 16] @nifty:デイリーポータルZ:銅像のポーズを難易度で評価する
[引用サイト] http://portal.nifty.com/2007/09/03/a/
毎日視界には入っているはずなのに、ゆっくり鑑賞はおろか、どんな姿・ポーズをしているのかも思い出せなかったりします。 そんなポーズをあらためて鑑賞、いや鑑賞だけでなく自ら同じポーズをとることで、そのポーズの意図を体感したいと思います。 芸術性の高い銅像は、細かいところ、例えば指先や足先までポーズがキマっていたりするのだが、そこまで細部にこだわっていない銅像は気楽にポージングできる。 群像だが、皆さんそれほど動きがないので、ここは右端の子供のポーズで。両足は幼子独特のおぼつかない足取りで、両手は「お母さん、抱っこ〜」と甘えるように伸びる。 大昔の道具で火を起こすのは、かなり根気のいる作業だったろう。じいさん(銅像)自身も難しい顔をして火おこしにとりくんでいるので、私も眉間にシワが寄ってしまった。 左腕を斜めに上げ、手のひらの上には炎。視線は炎を見上げ、左手は体の後ろ側にまっすぐ下りる。左足が前に出て、足はややキメ気味で。 レベル2の特徴は、一見すぐできそうに見えるが、微妙なところでひと工夫されており、細かなところに注意が必要な銅像たち。 体重は前に出ている右足に乗っていながら、腰は左寄り。上半身は後ろに反らす。左手はコートの前を開け、右手は握手を求めるかのようにさりげなく前へ。 偉人の銅像は何体かあったが、ほとんどポーズに動きがない。というかポーズきめきめの偉人像があったらすごい。 右手は望遠鏡を掲げ、左手は歓喜をあらわすかのように上に広がる。視線は望遠鏡へ。左足は後ろへまっすぐ引いている。 両手はシャツの第2ボタンあたりを外そうとしている。両ヒジは真横に。足はクロスしたうえ、足先が内側にグッと入っている。 なんといっても足が特徴的。足をクロスさせて立ち(ヒザは曲げない)、さらにつま先をそれぞれ内側に向ける。足首の柔軟性が試されるポーズだ。 イスに腰掛け、土器のようなものを両手で持っている。上体は前傾気味だが猫背ではない。右のつま先は伸ばす。 ポーズの方は、改めて見ると労働中の力強さがよくあらわれていると思う。しかしこれは土器づくりのどの工程のポーズなのだろうか。 また、片足で立つなど、バランスを保つのが難しいポーズも多く、自分の筋力もしくはバランス感覚の低下を痛感してしまった。 左足1本で立ち、左足は体の真後ろに浮いている。左手は前に、右手は後ろにまっすぐ伸び、指先には微妙なニュアンス。視線は上を向く。 片足なのでバランスを取るのが難しい。左腕は前、右腕は後ろに伸ばすため自然と上半身を強くひねることになり、右脇に激痛が走り、思わずうすら笑いを浮かべている。 とにかく厳しいのが「つま先立ち」。実際に荷物を肩に担いでいるのもあって、つま先立ちでフラフラ状態。なんとかブレずに写真におさまった1枚がこれ。 片ヒザを立ててしゃがんでいるが、右足先はできるだけ前へ。上半身の背筋を伸ばしつつ、首を前に出し、アゴは思いっきり上げる。 右足を前に出さないといけないので、しゃがんでいるだけに見えてけっこうキツイ。しゃがんでいると上半身が前に倒れ気味になるが、そこはグッとガマン。優雅に見えるが実際やるとプルプル震えがち。 足を開いて立ち、右手は後ろ側にまっすぐ落ちていて、左手は少し前に伸びている。上半身はヒネリがあり、顔は右下を向く。 無造作に立っているだけに見えるが、腰、上半身、首を別々にひねっているので実際にやると難しく、何度もやり直した。銅像あなどりがたし。 パッと見たところは楽勝かと思いきや、実際にポージングしてみると、なかなかうまくいかずに何度もやりなおすハメに…。 上半身が半端な角度に傾いているため、腹筋が必要になるポーズ。おまけに首が横を向いているのでそのまま倒れそうになる。 両ヒザを内側向けてしゃがむのはバランスをとりにくい。腰は右側だが、上半身は左側にひねりながら傾いているのが再現できず。 普通よりハイテンションで角笛を吹いているらしく、両ヒジは上げ気味なのがポイント。左の銅像群に向かって吹け!足はけっこうがにまた。 腕や指先のニュアンスはがんばって出したつもりだが、バスケのシュート練習をする人にしか見えずがっかり。 左手は前に出して何かを持ち、右手は優雅に曲げつつ上げる。足はスキップした瞬間に止まったようなポーズだが、上半身は後ろに反らし、尻は後ろに突き出している。 イスに腰かけ、両足は前方に浮いている。右手は頭の後ろ、左手はまっすぐ前方へ。上半身は少しだけ後ろに傾いている。 左足は右に、右足は左に位置しているうえ、カカトとつま先だけで立たなければいけないのが難しく、自分でも笑っちゃうほど立っていられない。 今回、いろいろな銅像のポーズをやってみてわかったのが、難しくとも「絶対できない」というポーズはなかったので、彫刻家の皆さんもきちんと人体を計算したうえで、作品を制作されているのだなあということです。 また、何気なくポーズをとっているだけに見えても、実は手足の先、体重の乗せ方など美しく見えるように工夫されたうえでのポーズなのでした。
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