腰部に関する解説

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腰痛に関する用語(シソーラス、類義語)のうち、 腰部に関する情報を示しています。
2007年 09月 12日 17時26分44秒最新情報

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[ 24] 腰部脊椎管狭窄症
[引用サイト]  http://www.hachiya.or.jp/kyousaku_page.htm

脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が下記に示す種々の原因により狭窄(きょうさく)している状態を脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)と呼んでいます。
これらが原因となり脊柱管内の脊椎神経もしくは、馬尾神経(ばびしんけい)、神経根(しんけいこん)が圧迫をうけ阻血(そけつ)や欝血(うっけつ)状態を基本とする障害が起こります。
下肢(かし)(足)の痛み・痺れ(しびれ)・脱力のために歩けなくなるが,少し休むとまた歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」が最大の特徴です
腰椎(ようつい)や椎間関節の変形・肥厚(ひこう)ならびに軟部組織(なんぶそしき)である椎間板(ついかんばん)の変性や膨隆、また靭帯(じんたい)の肥厚が発生し、これらが脊柱管内(せきちゅうかんない)を狭くして馬尾神経(ばびしんけい)、神経根(しんけいこん)および血管を圧迫あるいは締め付けることにより、坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)や下肢痺れ(しびれ)あるいは歩行障害を起こすことがあります。この状態を腰部脊柱管狭窄症といいます。
分類としては発生部位と圧迫形態より中心型と外側型の2型に、症状・所見より馬尾型(ばびがた)、神経根型(しんけいこんがた)、混合型の3型に分類されています。
馬尾型(ばびがた)…歩行により増悪する両側下肢(りょうそくかし)や会陰部(えいんぶ)の異常感覚(痺れ感、冷感、灼熱感(しゃくねつかん)、絞扼感(こうやくかん))および馬尾性間欠歩行(かんけつはこう)が主な自覚症状で、腰痛はあまりありません。この痛みは腰椎を曲げることで軽減することが多いです。
神経根型(しんけいこんがた)…一般に片側性で、長時間立位や歩行時および腰椎伸展(ようついしんてん)により発症または増強する下肢痛(かしつう)が自覚症状で、時に腰痛をともなうこともあります。椎間板ヘルニアとは、伸脚挙上テスト(しんきゃくきょじょうてすと)(一般にはSLR-test)陰性(-)やレントゲン・MRIの所見などで識別されることが多いです。
腰部脊柱管狭窄症を診断する上で造影剤(ぞうえいざい)使用のレントゲン写真は大変重要な診断要素になります。
通常のレントゲン写真(一般撮影)では、骨などの硬い組織の形態変形などは鮮明に写し出されます。しかし、脊柱管(せきちゅうかん)内にある神経の管(硬膜管(こうまくかん))や軟部組織(なんぶそしき)の状態は写し出されません。そのため腰椎の異常を確認したり、手術を行うかどうかを判定する目的で、神経の管に造影剤(ぞうえいざい)を注入し撮影する検査を行います。これにより神経の管が白く明瞭に写し出されます。(下写真の右側にある線のような部分です。)
上記のような造影剤を使用した検査は、非常の有用ですが、極まれに検査中や検査後に吐き気や頭痛をもとなうことがあるため、慎重をきすため入院をした上で行います。
骨の変形によるとげや椎間板などの突出により、肥厚した靭帯など神経の管(硬膜管)が圧迫され狭小化しています
腰部脊柱管狭窄症を診断する上でMRI(磁気共鳴画像(じききょうめいがぞう))は大変有用な診断要素になります。また、この検査は通院で検査可能です。
正常の腰部と腰部脊柱管狭窄症を比べてみてください。赤く丸でかこんであるところが神経が圧迫されているところです。
椎間板(ついかんばん)の突出と、黄色靭帯(おうしょくじんたい)の肥厚(ひこう)により神経の管(硬膜管(こうまくかん))が狭窄化(きょくさか)したり、蛇行(だこう)したりしています
薬物療法…馬尾(ばび)・神経根(しんけいこん)の血管拡張や血流量(けつりゅうりょう)の増大される薬が投与されます。とくに下肢(かし)の痺れ(しびれ)や軽度の間欠跛行(かんけつはこう)を呈する軽度の馬尾型に投与されることが多くあります。神経根型の腰痛や神経痛症状には消炎鎮痛剤(しょうえんちんつうざい)や筋弛緩剤(きんしかんざい)が使用されることが多くあります。
硬膜外(こうまくがい)ブロック法…間欠跛行にも効果はありますが、下肢への神経痛症状(しんけいつうしょうじょう)がある場合には特に有用です。局所麻酔剤にステロイド剤を加えて硬膜外腔(こうまくがいくう)に浸潤(しんじゅん)させます。入院し、3、4日ごとに1本づつ3、4本注射を打つことが多くあります。
神経根(しんけいこん)ブロック法…神経根症状(しんけいつうしょうじょう)がある場合にもっとも適応されます。しかし、多根性(たこんせい)の筋力低下や知覚症状を呈する場合はあまり行われません。
理学療法…鎮痛(ちんつう)、筋痙直(きんけいちょく)、血行(けっこう)の改善を計るため以下のようなことを行います。主として神経根型に適応があります。


[ 25] 腰部脊柱管狭窄症 - goo ヘルスケア
[引用サイト]  http://health.goo.ne.jp/medical/search/109B0800.html

腰椎(ようつい)の脊柱管が狭くなる病態を示すものです。そのなかを通っている神経が圧迫されることにより、腰痛や脚のしびれなどのさまざまな症状が出てきます。
生まれつき脊柱管が狭いことが素因になりますが、だからといって必ず症状が出るものではありません。こうした素因に、加齢による変形性腰椎症や腰椎すべり症が加わると、脊柱管の狭窄状態が起こり、神経が圧迫されることになります。
特徴的な症状は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」です。間欠性跛行とは、歩き始めはとくに症状が強いわけではないのですが、しばらく歩くと脚が痛くなったり、しびれたり、こわばったりして歩くことができなくなる状態を指します。重症の場合は50mも歩かないうちに症状が強くなって歩けなくなったり、5分程度立つだけでも症状が出たりします。
しゃがんだり座ったりすると症状はすぐになくなり、また歩いたり立ったりできるのが特徴です。これは立つことで構造上、脊柱管がいっそう狭くなり神経を圧迫するためで、体が前かがみになると脊柱管がやや広くなり、神経圧迫は解除されて症状はなくなります。
X線検査やMRIで腰部の脊柱管狭窄があるかどうかを診断しますが、狭窄があるから症状が必ず出るとは限りません。本当に脊柱管狭窄症が原因であるかどうかを確かめるためには、他の病気と鑑別する必要があります。
この病気は高齢者に多いために、変形性膝(しつ)関節症のような脚の関節の病気や、閉塞性動脈硬化症のような血管の病気でも同様な症状が出ます。これらの病気を除外し、さらには腰椎の神経ブロックにより一過性にでも症状がとれることが確認できれば、診断が可能となります。
神経を圧迫するような動作や姿勢を避けることです。背中を反らせる姿勢は、脊柱管をより狭くして神経を圧迫するので、脊柱管を少し広くするためには、歩く際に前かがみの姿勢を心がけます。杖やカートを使ったり自転車に乗るなど、日常生活を少し工夫することでかなり症状を軽減できます。 痛みをとるためには消炎鎮痛薬や血流改善薬などが使用されます。薬で痛みが改善しない場合は、神経ブロックが有効です。神経ブロックを数回行うことで症状が消えることもあります。薬や神経ブロックを中心に、さらにコルセットを装用したり、牽引(けんいん)や温熱慮法を併用して治療します。このような治療を3カ月ほど行っても症状が改善しない場合は、手術的治療を考えます。 手術的治療の基本は、狭くなっている脊柱管を広くして神経の圧迫を取り除くことです。手術方法は、「開窓術(かいそうじゅつ)」、「椎弓(ついきゅう)切除術」「脊柱管拡大術」などがあり、神経の圧迫のされ方により選択されます。
前述の間欠性跛行がある場合は、整形外科を受診することです。年齢のせいだろうと放置すると、どんどん症状が進行することがあります。とくに両脚のしびれや麻痺がある場合は、重い症状であるという認識が必要です。
※初診に適した科を掲載しています。なお病院・診療所によって診療科目の区分は異なりますので、受診の際はよくご確認ください。
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